3月になりました。3期目を終える季節となり、今年も活動の振り返り、そして来年度の計画を立てました。決算報告なども含めて理事会、評議員会でご説明して賛同いただくなどの手続きも行います。
この3年程で出会うことができた方々、参加して下さった方々、いただいた様々な応援や共感がいまの活動をつくってくれています。あらためて感謝するばかりです。
『シャンティ』とはサンスクリット語で平安、平穏。日本ではヨガのマントラとして浸透していますが、インドでは日常の中でお母さんがお子さんに言葉をかけたり、手紙の最後に添える言葉でもあるそうです。
一人一人が内なる平和を感じ、自分で自分を幸せにする力を持つことがこの世界の平和につながります。
まずは自分が安心し満たされて、その心から溢れてきた愛を目の前のひとやこの世界に贈ることで無理のない自然な循環を生み出していきたいと思っています。
シャンティハウスを財団としたのは、広く大きく愛のエネルギーの循環を起こしていくことを想定しているからですが、活動は小さな一歩一歩を積み重ねて進んでいます。速く進みたい遠くに進みたい、という願望も湧く時がありますし、悩んだり挫けそうになったりもしますが、どんなときにも、その過程、道のり自体がシャンティであることを大切にしています。
4年目を迎えるシャンティハウスがどこに向かうのか、どんな景色を見ながら進むのか、、大きな時代の流れと求めの中で必要な役割を果たしていきたいと思います。
中心に据えているのは変わらず、『こどもたちが安心して暮らし、いきいきと自分の魅力や自分の好きを発揮していけること』そして『わたしたち大人も自分らしくいのちを輝かせて幸せに生きていくこと』この二つです。
わたしたちが暮らすこの世界をよいものにしていくには、未来をつくるこどもたちの力が必要不可欠ですし、その力を発揮してもらうには大人のサポートやお手本も必要となります。
みんなで学び合い、助け合い、何より『笑い合って』生きていく社会になるように、みなさんと一緒に一歩一歩進んでいきたいと思います。
始まりの春に、こうして繋がってくださるみなさんに、愛と感謝を込めて。