今日は財団になって初めてのシャンティナイトです!開催できることがとても嬉しいわたしです、笑。
予約なく当日でも大丈夫ですので、ファミリーのみなさまやそのお友達のみなさまもぜひリラックスやワイワイしにきて下さいね〜♪
長男の優大を育てているときに彼が危篤になったことがありました。8歳の時でした。ICUに入って沢山の管に繋がれている息子に会えるのはほんの1時間ほどで、会えても抱きしめることも何もしてあげることもできませんでした。そんなとき、唯一顔に管を固定するテープを切ること、それをできるだけでもわたしは嬉しかったのです。
優大が10歳で旅立って行ったとき、わたしの中は空っぽでした。
「あなたのためにもっともっとやりたいことがあったのよ。沢山抱きしめてお世話をして話しかけたかった、あなたに何かできることが本当に幸せだった。」そう、わたしの空っぽの心は涙でいっぱいでした。
優大を育てることは本当に大変でもあったけれど、彼のために何かをすることできることは、わたしにとっては100%のギフトでした。させてもらっている、つまりギブ=テイクだったのです。彼がくれるいのちというギフトへの恩返しのようなものでした。
その後鎌倉に引っ越したわたしが始めたシャンティハウスという活動はその延長線上にありました。誰かの幸せや笑顔のために何かしたい。わたしが生きていることの意味をそこに見出したかったのかもしれません。
いまはもうあの時の悲しみも空っぽな心の穴もすっかり癒えました。それでも変わらずに感じることは、わたしが何かアクションをして誰かの笑顔やホッとした顔を見られることは、心からの幸せをもらうということ。わたしがいまこうしてシャンティハウスを続けているのも自分の喜びのためです。
だからシャンティナイトは特に開けるだけで嬉しい〜というイベントなのです、笑。
いまから豚汁作りまーす♡今日もシャンティハウスを暖かくしてお待ちしていますね。