家族中で順番に発熱していた我が家ですが、どんどん元気になっていく家族を横目に見ながら、わたしは今週からやっと通常運行になってきました。今日からようやく仕事復帰です。
今回の風邪は高熱というわけでもなかったのに、しばらくは余り食事ができませんでした。2週間くらいそれが続いていまは体内がとても浄化されている気がします。味覚も敏感になっているし、身体が喜ぶようなご飯を丁寧に作って体に入れてあげたくなる今日この頃です。この感覚はとても久しぶりかもしれません。
こうして熱を出すのも寝込むのも4年ぶりでしたが、しっかりとデトックスし十分に休息し、たまに風邪を引くのもギフトだなぁと感じているところです。
自分を大切にする、とはどういうことでしょうか?
身体の要望に従って疲れたら休ませてあげる、違和感があれば手当てをしてあげ、痛みがあれば痛み止めを飲むのではなく「原因」に気づいてそれを取り除いてあげる。必ず何か無理をしているので。
それって本来はとても当たり前のことなのに、忙しない現代に生きるわたしたちはこういう風に身体と心に向き合うことが疎かになってしまっているような気がします。
自分が組み込まれている状況の円滑運行を優先するために、自分の身体や心の声に気づかないフリ、見ないフリ、誤魔化してやり過ごす、迷惑がかからないように、限界が来るまではそうやってつい過ごしてしまいがちです。
もし自分を大切にすることに時間と手間隙をかけても大丈夫ならば、薬を飲んで無理して動いたり、疲れた体に鞭打って働かせることもないでしょう。
ちなみに、入院、薬、点滴、呼吸器、手術、輸血、蘇生、、わたし自身とわたしの子育てにはありとあらゆる病気と治療が登場してきましたが、それらを総括していま実感することは、いかにもともと備わっている身体のミラクルな生命システムを邪魔しないか、が健康の鍵だなと思います。
もっとゆっくり、もっと心地よく、もっともっともっと肩の力を抜いて自分のペースで生きてもいいのだよなぁ、いやそうするのがわたしたちの仕事なのだよなぁといま改めて思うわたしです。
本格的に寒くなってきました。暖かくして、ホッとする時間を沢山持って、お互いにご自愛してまいりましょうね♡