今週は雨風の吹き荒れた鎌倉でした。静かなオフィスで仕事がひと段落したあとに何となくここの所の色々を振り返っていました。
仕事をしていると色々なことがあります。それは人生と全く同じで、意図しないことも起こるし、うまく進まないことも起こり、うまく行っていても何だか疲れたなぁと言うこともあります。そんな時には自分がなぜこの仕事をやっているのか?どう進んでいきたいのか?を振り返る必要のあるタイミングだと感じます。
わたしの願い、ビジョンはいつどんな時でも変わることがありません。でも手段は時と共に変えていくこともあるし、わたし自身の感じ方や受け取り方も経験を重ねるごとに変わっていきます。
だから必要なタイミングがきたらまずは自分に正直になり、違和感を大切にし、自分の願いとずれたことをしていないかを確かめてみる。手段が目的化していないかを振り返ってみる。やっていることに執着してビジョンを忘れていないかを自分に問うてみる。そんな風に自分を調律していきます。
その時に大事なのは、採点式にジャッジするような目で見るのではなくて、最愛のひとが一番力を発揮できるように最大限サポートしてあげるつもりで、自分と対話するのです。
しっかり労って、寄り添って、励ましと愛を向けて、調律していく。これって自分へのメンタリングなんですよね。
わたしの場合は日常の中でもよくそれをやっていますが、時々しっかりリセットしたくなる時は温泉に浸かってリラックスしたり、一人の時間をゆっくり持つことをしながら、自分を調律します。
肩の力を抜いて思考を緩めてあげると、目の前にあることに意識を向けることができます。
財団を立ち上げてから何度も何度も行き詰まりましたが、そういう時はほとんど手段やその成果に拘っていることが多いのです。手段を目的にしないというのは実はとても難しいことなんですよね。
人生全体を俯瞰して進むビジョンを確認する、素直な自分の心に繋がりなおす、これがわたしにとってとても大切なことです。そうすると必ず目先の失敗や成功なんてどうでもよくなり、生きていること、目の前のひとが笑っていること、それだけで大丈夫だし幸せだなぁという原点に戻るのです。
そう今週はそれをしに箱根に行ってきました〜。仕事の時間の合間だったので大好きな箱根神社にも行けなかったけれど、温泉に浸かりスパにも行って一人時間を堪能しました、笑。温泉って本当にいい。それが言いたかったのかしら、笑。