先日、お母さんのためのおしゃべりサロン第5回が開催されました。今回のテーマは「お子さんとの死別の経験」でした。普段は閉じられている心の奥の本音に光差すような暖かい時間となりました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました。少し当日の様子をご紹介したいと思います。
桜咲く春の鎌倉にて、わたしを含めて4人の天使ママとサポートスタッフのみなさんでお茶を飲みながら、いつものようにワークシートに記入してからシェアしてもらう形で会を進めました。
はじめにそれぞれのお子さんにまつわるものをご紹介していただきながら、お子さんと過ごしてきた中で心に残る大事な思い出をお互いにシェアしました。
ワークシートに書いてある質問に沿って記憶を紐解いていくと、愛おしい我が子の様々な大切な思い出はもちろん、心残りや後悔していることなど、それぞれに抱えているお気持ちがポロポロと出てきました。
こどもを亡くす経験は一般的には多くないため、重い話になってしまうことを心配したりして周囲に話すこともなかなか難しい中で、どうやってグリーフワーク(悼む時間)を過ごせばいいのかな、、具体的には遺品の整理やお墓のこと残された家族のことなど、そしてもちろん気持ちの整理、と様々な悩みもシェアしていただけて、先輩ママから経験談をお話しすることもできました。
その他にも、医療的介護のある育児にまつわるお話や、ここだから話せる本音も出てきてくれたりして、参加者のみなさんで深く共感する時間となりました。
ある方からは「参加は少し怖かったのですが、開かずの間を開いて見ると意外と色々な思い出を口にすることができて、大切な時間だと感じました。」というご感想をいただきました。また次の機会も、とご要望もいただきました。




わたしも経験者としてこれまで皆さんの前でお話ししたり文章で綴ってきましたが、今回初めて当事者同士のおしゃべりの場を開いたことで、また新たな学びを得ることができました。
何より、お子さんを産み様々な困難と共に子育てをし、そして見送った後も前を向いて歩もうとしているお母さんたちへの感謝と敬意を深く感じました。
何年経っても心にある我が子への思い、それを言葉にすることでまた新たな愛や絆を感じるように思いますし、少し心の荷物の整理もできるかもしれません。また2回目以降もこの場を開いていきたいと思います。
最後に・・
我が子が亡くなった当初からこのような場を開くことを考えていましたが、この会を実現するまでに気づけば15年程の月日が経っていました。この間に家族や友人、そして心の中の優大に支えてもらったことは数え切れないほどです。本当にありがとう。。
これからシャンティハウスがほんの少しでもグリーフケアの一端を担い、お母さんやお父さんのお役に立てるといいなぁと思います。