冬らしい寒さの鎌倉です。空気は気持ちいいけれど、寒いのが苦手なので駐車場からオフィスまでのほんの短い距離でも、寒い、寒い、と呟いてしまいます。(基本独り言を垂れ流しているわたしです。時々まあまあ大きめの鼻歌も歌っています。鎌倉の裏通りは鼻歌を歌えるくらいには人が少なく、マスクなしでのんびり歩いている人も多いので好きです。)
さて、これからの新時代はますます、軽やかに生きることが鍵になってくるようです。
人生全体を俯瞰してみることを時々お勧めしていますが、例えば映画を観るように、自分の人生を眺めてみてください。
大前提として、あなたはあなたの人生のたった1人の主人公です。決して欠くことのできない存在です。
あなたはどんな風に生きてきていまここにいますか?どんな顔をしてどんなことを思いながら日々を生きていますか?
ジャンル分けもできないくらい一つとして同じ映画=人生はないでしょうが、どんなことが起ころうとも、あなたが人生を諦めずにここまで歩いてきたことは紛れもない真実です。
でも、自分には足りないものがある、誰かに敵わない、と映画の共演者のことばかり意識しているうちに、自分がたった1人のこの人生の主人公だということをわたしたちは時々忘れてしまいます。
本当は、その人たちと同じにはならないようにちゃんと配役してあるのです。主役級に見えるその人もただの脇役なのです。
また時には、叶えられていないことがある、うまくいかないことばかり起こる、そんなこともあるでしょう。
人生に起こるすべてはストーリーの途中、つまり一場面なので、必ず次の場面に続いていきます。あなたが意図しなくても、どこかに続いていくのです。
ここで大切なことは、その一場面が映画を完成させるために、そしてクライマックス(この人生で叶えると決めたテーマ)のためにどうしても必要な場面なのですが、主人公であるわたしたちはこのクライマックスがどうなるかを忘れている設定になっているということです。
余談ですが、必ずしも側から見てハッピーなお話でなかったとしても、その映画=そのひとの人生としては大成功に終わるようになっているのですが、それも終わってみるまではわからないことかもしれません。
こうして少し俯瞰して眺めてみることで気分が軽くなるか?はまた個人差があると思いますが、力を抜いてシナリオに任せてみる、ということが生きることを楽にしてくれることもあります。
わたしが時々書いている「人生を味わい楽しもう」という言葉の意味はここからきています。思い通りにコントロールできないとしても、それをどう捉えてどう味わうかは自分次第です。
最後に、誰がなんと言おうとも、自分でそう思えないことがあったとしても、最初からあなたはあなたの世界の主人公で、とてもとても大切な欠かすことのできない存在です。ということだけは、声を大にしてお伝えしたいと思います。
「あなたを生きてくれてありがとう♡♡♡」from 映画配給会社=神様的なやつ